はじめての沖縄!

2007/08/17 村松 かすみ

最近の我が家では、毎日4歳の息子の歌声が響きます♪沖縄音楽です。なぜ彼がそんな曲を覚えたのかと言うと、7月の終わりに、母の郷里である沖縄で1週間過ごしたからです。長男(小2)・次男(4歳)に姪(小5)・甥(小2)を伴っての帰省でした。私は何度となく母とともに訪れていますが、子どもにとっては初めての沖縄。
従兄4人が、ドライバー兼、現地ガイド兼、子守をしてくれます。水族館へ行けば、魚を見るために自由に動き回る4人の子供を必ず、指差し確認をしながら見守ってくれ、駐車して暑くなった車には、一足先に戻り冷房をかけて受け入れてくれ、4歳の息子は、毎回肩車をしてもらったり・・・そんな中、移動の車の中では、常に音楽が流れ(これがまたロックなのか、音響を活かした賑やかな音楽)その中でも、4歳の息子が気に入った1曲があります。MDに収録されている中では、「3番目」の曲なので、常に「3番」「3番」とリクエストし、旅の後半では、口ずさむことができるくらいに、なっていました。そして、東京へ帰る当日、空港へ送ってもらう車内で、お気に入りの曲が入ったMDをプレゼントしてもらいました。その時の息子の嬉しそうな笑顔・・・彼は、東京へ戻ってから、MDを毎日毎日繰り返し聴き、今では、すっかり歌えるようになりました(歌詞は微妙に違ったりしますが)。これまで何度も訪れていた沖縄ですが、自分目線の旅では感じることができなかった沖縄を、子供を通して味わうことができたように思います。単身の頃は、毎回、旅行雑誌などを見て、自分の計画通りに行きたいところへ行き、食べたい物を食べ、気に入ったビーチで泳ぐといった自由気ままな旅でした。そしていま、子どもを連れた今回の旅では、やんちゃなイメージの従兄が立派な父親になっているのです。有難く、嬉しく、頼もしく感じ、涙をこらえる場面も多くありました。子ども達は、ときには沖縄のことばでやりとりしています。母に連れられ泳いだ海に子どもがいます。それを見守る私。沖縄の自然すべてが、子どもを中心にして歓迎してくれているようでした。

4歳の子どもが口ずさむ沖縄のうた
やぶれたつばさ
そっとつつむ
かなしいことばわすれましょう
まどべのはなにおちたしず
なきたいときはあめがあらう・・・♪♪♪

最高の旅でした。お世話になった皆に感謝!沖縄の歌声に癒される充実した夏を過ごしたしあわせを実感しています。