先日、午前中にお客様との打ち合わせの後、夕方まで時間が空いたので、 上野の東京国立博物館で開催している「日本国宝展」を見てきました。平日にもかかわらず、30 分待ちで入館できました。縄文時代の土偶から、700 年ごろの古事記、1000 年ごろの土佐日記などの貴重な書物や、仏像が展示されています。
展示物を見て驚いたことがあります。美術の教科書や歴史の教科書に掲載されている、「玉虫厨子」が展示されていました。 てっきり、僕は写真を見て、30 ㎝ぐらいのものだと思っていましたが、見たら 233 ㎝もある巨大なものでした。 写真だけで勝手にサイズをイメージしていました。
平安時代の物も多く展示されていました。平安時代は調べてみたら、794-1192 年の約 390 年も貴族の時代が続いていたことを再認識しました。なんとなく感じていたより、ずっと長いです。人は案外、なんとなくの思い込みで、日々をすごしています。
<余談>
もう少しで、僕が一年で一番街がきれいなだと感じる季節が来ます。イチョウの葉が黄色く色づき、風が吹いた瞬間に、葉が落ちる風景は、日の光を受けて、 何万の金色の蝶々が舞うように見え、思わず見とれるほど綺麗です。 青山の外苑では、イチョウ祭りがおこなわれています。