PMI 台湾大会 (11 月 21-22 日) に参加するため、日本支部の理事 3 人で、台湾北部の軍港・基隆を訪問した。高層ホテルの部屋の窓からは、港に停泊するフリゲート艦がみえる。
大会の会場は国立海鮮科技博物館 (National Museum of Marine Science and Technology: NMMST ) である。
初日、PMI 台湾支部の年次総会が開かれている間、私たち 3 人は日本語通訳の李さんの案内で、NMMSTを見て回り、隣接する IMAX 劇場で時間を過ごす。NMMST の展示は海の生態、海洋生活、海洋文化、海洋科学技術などに及ぶ。台湾が(日本と同じく)四方を海に囲まれた島国であり、海の恵にあずかっていることや、フィリピンから北上する温かい黒潮が多くの海洋資源をもたらしてくれていることを再認識した。NMMST の建物は一部、旧・火力発電所を再利用しているとのこと。館長さんによると、1937 年、日本の統治下で日本(清水建設の前身)が建てたとのこと。建物内には柱など、当時からの構造物がみられる。入り口に太いポールが 2 本、門のように立っているが、発電所のタービンの支柱であったとのこと。
IMAX で上映された映画はガラパゴス諸島の成り立ちとそこに生きる動植物を映し出し、地球の「生々流転」を浮き彫りにする。それを 40 分ほど鑑賞。3 次元の迫力満点の映像を、3D 用のメガネをかけて、堪能した。
大会では、台湾支部の会長が2代目の Simon から 3 代目の William への引き継が発表された。
日本からは、(株)マネジメントソリューションズの後藤氏がプレゼンし、同社がこの度、台北に会社を設立したことを宣言していた。いよいよ本格的な活動を開始するという。さらなる成長に期待したい。
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