ステークホルダー分析

2013/02/18 中西 全二

PMBOKのなかに「ステークホルダー分析」というツールが記載されている。

PMBOK第4版ではコミュニケーションマネジメント、第5版ではステークホルダーマネジメントのセクションに含まれている。

簡単に説明すると、例えば、「影響力」、「支援度(関与度)」の2軸で、多数存在するステークホルダーをポジションニングして、優先順位をつけて、対応していくという考え方である。

当たり前のことではあるが、我々は、影響力「大」&支援度「大」のステークホルダーに最も時間を割いて対応できているだろうか?小」&「小」のひとと多くの時間を過ごして、仕事をしている気になってはいないだろうか? また、何をもって、「影響力」、「支援度(関与度)」が「大」と認識しているのだろうか?その判断基準は、プロジェクト内、しいては組織内で共有されているだろうか?

ビジネスにおいてだけではなく、プライベートにおいても、最も優先度の高いひとと、十分で質の高い時間を過ごせているだろうか?