プロジェクトマネジャーは、できるかぎり現場の作業はメンバーに任せ、
プロジェクトマネジメント業務に注力することが重要である。
しかしながら、以下のケースでは、どうだろうか?
ケース1:
プロマネ自身がエースメンバーとしてカウントされており、
いわゆるプレイングマネジャーである場合。
プロジェクトマネジメント業務に注力したくても、そうすると、
エースメンバーが不在となり、マンパワー不足になってしまう。
ケース2:
プロジェクトは深刻な状況であり、メンバーに任せるのは不安である。
プロマネ自身が作業した方がうまくいくと感じている場合。
もちろん、PMBOKに具体的な解決策は記述されていない。
私自身も一般論としての解決策を提示できない。
これは私の問題ではなく、その場にいるあなたの問題である!
蛇足であるが、以下のような対応をするプロマネを私は知っている。
ケース1:
プロマネがエースメンバーとして活躍し、プロジェクトマネジメントを
放棄し、昔ながらの3K(勘・気合・根性)で頑張っている。
ちなみにこのプロマネはPMP取得者である。
ケース2:
プロマネが毎日深夜および土日も働き、経験値を高めている。
メンバーはいつまで経っても経験値が高まらず成長できない。
プロマネのボヤキはいつも「メンバーが育ってくれない!」